二人の間には
「二人の間にはなにか淋しいものがあって、それを大切に守るように恋をしている。」
……というのは吉本ばななさんの小説の一文。ここだけを抜き出していた、OOとは無関係のbot ( in twitter )を見て刹ライ召喚&変換です！
自分に大きな影響を与えた亡き人が大切にしていた唯一の肉親、双子の弟。
彼の人と外見の特徴はほぼ同じ、基本性質も似た存在は刹那にとってどのようなものだったか。
既に反政府活動をしていたとはいえ、「平和のための武力行使」の矛盾する前線に引き出した事への覚悟は。呵責は？
ライルも危険は承知でスパイとして潜り込んでいるのだし、ここで死んでも刹那を責めないでしょうが、
のちのアニューの件(そうするしかなかった、自分がその立場なら同じことをした。わかってはいるけど、直接手を下したのは刹那だ)、
その割り切れなさも含めて二人の関係は複雑です。
…ニールを挟んで刹那とライルの関係というのは庇護でもあり共依存でもあり、
けれど刹那が孤独を引き受けた主人公で有ることに呼応して、必然的にライルも孤独の上に立たなければならなかった人だと思うわけです。
(余談ですけど、いまさら私刹那はじめて描いた…。)
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